涼宮ハルヒの感想

 巷で大人気(?)の涼宮ハルヒ。GW中暇だったこともあって、最初の四冊を一気読みしたり。で、以下ざっと感想。
涼宮ハルヒの憂鬱』第一作だが、プロローグといった感じ。まだキャラが上手く動いていないと思った。
涼宮ハルヒの溜息』アニメ第一話の映画が作られるまでの騒動。あり得ないことが次々に実現していく様子とハルヒの暴走ぶりが楽しめる。
涼宮ハルヒの退屈』短編集。野球大会に参加する表題作と嵐の中、孤島の館で密室殺人が起こるというミステリマニアの琴線に触れる「孤島症候群」が面白い。「笹の葉ラプソディ」が次の巻に大きく関わってくる。
涼宮ハルヒの消失』これは抜群に面白い。発端の異常性、展開のよさ、何よりここまで空気のような存在だったキョンが頑張るのがいい。今までの出来事とつながっているので、まずここまでの作品を読んでおく必要があるが。
 これから読む人は取りあえず4巻まで一気に買って読むといいんでないかと。


 アニメ版も見てみたが、原作よりも出来がいいような気がする。特に朝比奈みくるが原作よりも存在感がある。
 萌えキャラは動いて喋ってナンボ、ということなのだろうか?