今日の戦果(普通の本屋)

 たまにジュンク堂なんかに寄ると新たな発見がある。

  • 高木彬光『人形はなぜ殺される』
  • クレイグ・ライス『セントラル・パーク事件』

 『人形はなぜ殺される』は僕がよく覗く幻影の書庫というサイトで絶賛されていたこともあって待ちわびていた作品。期待大。
 超がつくほど意外だったのはライスのビンゴ&ハンサムシリーズの第一作が文庫化されていたこと。ポケミス以外でライスのこのシリーズが活字になるのは、もしかしたら初めてじゃないか?
 早川版での翻訳で功績大の小泉喜美子氏が亡くなってから20年余、密かにライス・ブームが起こってるんじゃないか!?
 というか、起こってるといいなあ……


 余談だが、「ビンゴ&ハンサムシリーズ」は全部で三作。うち一作は絶筆でエド・マクベイン(!)が完成させたそうな。これが出て、マローンの『素晴らしき犯罪』が復刊すれば、ライスのシリーズ作品は全て文庫で手に入る!(たぶん)
 早川書房さん、期待してますよ!!