CWC・浦和レッズ×ACミラン(0−1)@横国

 木曜日にやった試合だが。


 点差以上の差があったなと思った試合。
 セパハン戦では高い位置でガツガツボールを奪って中盤を制圧できたのだが、この試合では完全に逆をやられた。中盤のピルロガットゥーゾ、アンブロシーニにボールをキープされるといくらプレスを掛けてもあっさりかわされる。
 特に上手さを感じたのがトラップ&キックとフリーラン。相手の目がボールにいっている時*1に相手のマークを外してフリーのスペースに走る。ただそれだけのことなのだが、それを忠実に続けているためボールを奪われない。
 守備ではこちらがカウンターを仕掛けてもあっさりと身体を入れて止められてたのが印象的。身体の入れ方がもの凄く上手かった。
 ただ、ミランの攻撃も最後の所が上手くいかない。特に1トップのジラルディーノが決めるべき所で決めきれない。
 まあシャドーに入っていたカカは変態的に上手かったがな。あのキレであのドリブルスピードはまさに世界最高レベル。三人がかりでようやく止めていたのが印象的。
 浦和も何回かチャンスはあったのだが決定的といえるものはなかったか。個人的にはシトンのミドルは「入った!」と思ったのだが……ジダのあのジャンプとキャッチはないわ。ワールドクラスとかいう次元じゃねー。
 失点シーンではカカのドリブルの上手さが目立ってるが、あれを何でもないように決めるセードルフも凄いと思う。


 しかし中盤は凄いのだがあまり決定力を感じない前線だった。カカ頼みの部分が大きい気がする。これは今年はボカ勝利かな?

*1:ボールウォッチャーになっている時