TOEFL体験記

 本日、都内某所でトフルとかいう英語の試験を受けてきた。なんと一回約\15,000くらい(正確には$140)かかるというとんでもない代物である。
 駅を降りて地図とにらめっこしながら会場に入ったのが集合時間の10分前。金髪のお姉ちゃんやら青い目のおじさんやら赤い目のお兄さんやらに気後れしながらも、受付でおずおずと「トフル受けにきたんですけど……」というと3階に行けとのこと。
 3階に行くと身分証明書の提示を求められた。パスポートが切れていたので大学の学生証と免許証を出す。周りは皆パスポートを出していた。皆留学するのか、と感心する。なにやら紙を渡され「誓約書を写してサインしてください」と言われる。そこには「この文章を筆記体で写してください」の文字が。ブロック体だと筆跡で特定できない、ということだろう(『オリエント急行の殺人』でポワロがそう言ってた)。

 問題は一度も筆記体で文章を書いたことがないということだが。
 筆記体だか象形文字だか分からないものを書いて出すと別室に通された。一通り注意を受け、いざ試験開始。
 リスニング:やたら速い。大学受験の方がまだ遅かったんじゃないか、というくらい速い。30点満点だからヤマを張っても7,8点は確保できるし……などと投げやりになる
 ストラクチャー(文法問題):受験で培った文法知識が生きる。ストラクチャーが簡単に思えてリスニングが難しく思える、ということはやはり日本の英語教育が文法に偏っているのだろうか、などと激しくどうでもいいことを考える。
 リーディング(長文読解):適当に解いていったら時間が余った。目がチカチカしてきたので目の休養を兼ねて時間ぎりぎりまで寝る
 ライティング:お題が与えられてそれについてショートエッセイを書く。パソコンで英語の文章を書く、という作業をやったことがないのがいけなかったのだろう。時間が足りなくなる


 最後に簡易スコアが出てきたがいいのか悪いのかまるで分からなかった。運動したわけではないのになんとなく疲れた。