CWC・浦和レッズ(日本)×セパハン(イラン)3−1
結果もそうだが内容的にも完勝。
レッズは3−5−2だがポンテ、達也、堀之内が怪我で欠場、山田はベンチスタート*1と4人欠け。
3バックは左からネネ、闘莉王、坪井
MFは阿部と啓太のダブルボランチに右・細貝、左・相馬。トップ下に長谷部
2トップはワシントンと永井
セパハンは4−3−3。ただしこちらもエースのカリミが体調不良、ナビドキアが怪我でベンチスタート。
さてここ数試合勝てないどころか点も取れてない状況で不安だったのだが、いざ始まってみると完全なまでに浦和ペース。
中盤を長谷部、啓太、阿部の三人が自由に動き回って制圧し、かなり高い位置でボールを奪ってすぐにサイドに展開。その三人もサイドに流れたり前線に飛び出したりと、バランスを保ちながら流動的に動くという理想的な展開。
また、左サイドの相馬がキレキレで対応したセパハンのハディ・ジャファは何度も振り切られていた。
セパハンは右ウイングのハジサフィがキレのあるドリブルを展開し、チャンスを作るが*2、他ではほとんど何もできなかった。センターFWはベロだったが、これは闘莉王が完封。
左サイドの相馬やワシントンからチャンスを作っていた浦和は27分、相馬からのクロスを永井が落とし、フリーで走りこんだ長谷部が宇宙開発。
それはないわ……と思ったら直後の32分、再びボールを受けた相馬がDFをかわし、GKとDFの間にクロス。走りこんだ永井が流しこんで先制!
この後もワシントンが個人技からシュートを打つなど、ほぼ完璧な内容で前半終了。1−0
後半開始からセパハンはメンバーを二人交代
センターFWをカリミに代えてスピード重視の攻撃に。右サイドバックもバヤトに代わったがこれは相馬対策か。
後半開始直後はカリミとハジサフィがスピードを活かした攻撃を展開し、危ないシーンもあったが*3、5分くらいで流れが落ち着き、再び浦和ペースに。
そして9分、再び相馬が強引な突破を行なう。直後、一度後方に戻し、阿部からスルーパスがワシントンへ。シトンがDFを弾き飛ばし、GKを柔らかなタッチで交わして角度ゼロからシュートを決める!
シトンの化け物っぷりを久々に見た。
この後もずっと浦和ペースで相変わらず中盤を制圧して完璧な内容。
25分には相馬のクロスから永井のヘッド、それをセパハンDFのアギリーがクリアミスしてオウンゴール。
35分にミスの連鎖から失点したが*4、それ以外は90分通して完璧な内容だった。
というわけで無事準決勝進出。待ってろミラン!