ACL決勝・浦和レッズ×セパハン(2−0)@埼玉スタジアム2002

 泣いても笑ってもACL最後の一戦、決勝2ndleg@埼スタ
 先発は3バックが闘莉王,坪井,堀之内という昨年良く見た面子。
 右サイドは怪我で離脱している山田に代わって腰痛の中、阿部が強行出場。
 2トップはワシントンと永井。


 テレ朝が散々言ってくれたが、勝ちか0−0ならレッズ優勝,1−1なら延長戦,2−2以上の引き分けと負けならセパハンの優勝。
 連戦の疲れもある*1ので、セパハンの攻めに対してレッズが引いて受けに回るという展開を予想したのだが、前半はレッズが前からプレッシャーを掛けてきたのでびっくりした。
 前半7分にポンテのFKから闘莉王のヘディングがあったが、その後は概ねゆったりとした流れ。レッズは無理して攻める必要がなかったが、セパハンもシュートに持っていけない。
 レッズの守備はポンテがボールを上手く奪っていたが、攻撃で取られることが多かったのが印象的。パスの精度もあまり良くなく、疲労が溜まっていたのがテレビからでも分かった。その分、長谷部と啓太のダブルボランチは頑張ってたなあ。
 ところが前半22分、ひょんな所から均衡が崩れる。
 ポンテからのパスが相手に引っかかりイレギュラーバウンド。それに相手DFが反応できず、裏にいた永井にボールが渡る。そのまま永井がノートラップでシュートを決める!


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!


 しかし前半の終わりごろから疲れのためか、徐々に後ろに下がり始める。
 DF3人とサイドMF,さらにはボランチまで一列に並んでペナルティエリアに引いてしまい、ミドルシュートを打たれたりして結構危ないシーンもあった。
 しかしなんとか守りきり、前半は1−0


 後半も開始後しばらくはセパハンペース。サイドからガンガン崩してくるので怖くてしょうがない。
 だがしばらくするとセパハンもやや疲れが見え始め、レッズも攻めに出れるようになる。
 そして後半25分、CKの後の流れから、闘莉王がクロスを上げワシントンがポストで落とす。走りこんだ永井がシュート、GKが弾いた所に阿部が詰めて2−0!!!


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
阿部すげええええええ!


 いや本当によくあそこに詰めてきたよ。
 この直後くらいからセパハンの動きがガクッと落ちた気がする。攻撃は相変わらず怖かったが、レッズがボールを奪った後に守備に切り替えるのが遅くなったりして、ボールキープしやすくなった。
 終盤になってオジェックはようやく選手交代。ポンテ→内舘,永井→達也,ワシントン→岡野で前線からの守備で追って行く戦術に変更。
 そしてロスタイムも集中を切らさずに無失点に抑えきった。


 アジア制覇だあああ

*1:セパハンはリーグ戦を延期してもらって決勝に備えた