浦和レッズ×川崎フロンターレ@埼スタ(2−2)
ぶはああああああっっ。見てるだけで大変だったぜ。
今節浦和は長谷部が怪我で出場停止。山田をボランチにおいて3−5−2。2トップはワシントンと田中達也。
川崎はいつも通り。と思ったら箕輪が欠場。何かと思ったら発熱だそうな。
前節怪我から復帰したものの調子の上がらなかったジュニーニョの具合が気になるところ。
さて前半。浦和は川崎の中村剛憲に激しくプレスをかけてパスの出所を潰す。浦和はポンテを中心に攻撃を組み立てようとするが、周りとなかなか合わないのと川崎守備陣がいいので上手くいかない。
そんな中前半19分、闘莉王のロングフィードをワシントンが先制ゴールを決める!
ワントラップで一人DFをかわし、二人前にいるDFにも構わず強くはないが鮮やかなシュート。*1
この直後に山田の惜しいミドルなどもあって、それからしばらくは浦和ペース。
しかしその後徐々に中村憲剛もペースを掴み始め、いい場面を作られ始める。
そして35分、マギヌンの飛び出しをGK山岸がファールで止めてしまいPK。これをジュニーニョが決めて同点。
この場面、ネネが完全に置いていかれていたような気がする。これ以外にも我那覇の決定機にボールウォッチャーになってしまっていたりとちょっと不安定すぎた。
この辺りからだんだん川崎ペースに。中盤で完全に主導権を握られていてピンチが続いた。
なにはともあれ前半は1−1
後半も川崎ペースで始まる。徐々にキレの戻り始めたジュニーニョに手を焼き始める浦和。
そして5分、三都主を振り切った森が中にクロス。ここに中村憲剛が飛び込んでヘディングで決める。1−2!
三都主の守備が甘かったというのもあったが、森の振り切り方が上手かった。そして何よりも中村憲剛。あそこから飛び込まれてあんなにしっかりとヘディングされたらどうしようもない。
しかしその2分後、今度は山田のドリブル→スルーパスからポンテが決める! ポンテのゴールは久しぶりな気がするなあ。
得点シーンもそうだが、この日のポンテはかなりキレてた。ただ、前半のうちはあまりにキレ過ぎてたせいか、周りと合わなかったシーンも多かったのが残念。
直後にギドがカードを切る。いつもよりやたらと早い上にこれがかなり効果的な交代。
まず三都主→相馬。これで左サイドの攻防が相馬×森のカードコレクター対決になった。*2
三都主がこねるのに対して相馬はスピードで強引に突っかけるので、森はずるずる後ろに下げられた。*3
さらに達也→小野、平川→永井と攻撃的な交代。小野でボールを落ち着かせながら、両サイドの突破でチャンスを作ろうとしたみたいだ。
後半も半ばを過ぎると中盤が完全に空いてきて、完全に打ち合い。この時間帯は個々の力の差か、それとも最終ラインからのロングフィードがあるからか、浦和が有利な時間帯だった。
そんな中、左は相馬がかなり走って潰していたが、右の永井があまり守備に走らず、ここがちょっと穴になっていたような気がする。
後半終了間際にはポンテが倒されたのにPKじゃなかったとかワシントンが決定機を外したとか、なかなか惜しいシーンもあったが、結局引き分け。
まあ、妥当な結果でしょう。内容は非常に良かったとおもう。ただネネがちょっと……
他会場の結果を見ると4位以下清水,鹿島,磐田,千葉,大分と8位まで引き分けか負けで並んでいる。これで磐田以下は完全に終戦。
さて、明日のガンバはどうなるか。……今の東京じゃ負けないよな。